
この間の記事ではドルコスト平均法は資産が積みたたると効果が薄くなるという話をしたよ!

おお。これな。
でもこれは仕方のないことだよなあ( ;∀;)

今回の記事では「ドルコスト平均法の効果」をできるだけ維持するために出来ることを考えてみよう(/・ω・)/

そんな方法あるんか?
まあ行ってみよか!
【復習】ドルコスト平均法の効果が薄まるとは?

ひとまず復習です。
前回記事で書いたことの結論としては…。
ドルコスト平均法は毎月一定額を投資することで資産の平均購入単価を下げて投資効果を高めることが目的となる手法です。
しかし、資産額が大きくなってくると積み立て投資による効果が薄くなってくるのです。
これは考えてみれば当然で、もし1000万円持っている人が1万円を追加投資したとしても全体に対する影響はかなり小さいことは想像がつくと思います。
では、どのようにしたらドルコスト平均法の効果を維持することができるのでしょうか?
ドルコスト平均法の効果を維持するためには?

んで?
効果を維持するためにはどうしたらいいんや?

ここで説明するものは平均購入単価を下げる手法として考えられることも含んでいるのでご承知ください( ;∀;)
方法としては4つ考えられるよ!
平均購入単価を下げるために有効な手立てとしては以下の4つになります。
①相場の上昇時に一部現金化しておいて下落相場で買い足す
②積み立てとは別の資金を下落相場の時に投入する
③リバランスを行う
④資産増加に合わせて積み立て額も増やしていく

これは何となくわかるような、わからないような…。

今からそれぞれ書いていくよ!
③と④については別記事でも書きます。
①相場の上昇時に一部現金化しておいて下落相場で買い足す
まず1つ目は上昇相場で現金化しておいて下落相場で買い足す手法です。
これは簡単な話で「高値で売って安値で買う」を実践していることになります。
凄く雑ですが図にするとこんな感じですね(笑)

こうすることで平均購入単価は格段に下がります。
もちろん頂点でなくてもその付近で売って、下落したときに購入すれば目標達成となります。

これができたら投資は苦労しないのでは??

そう?
これは兄が大好きな投資手法に似てるんだよ?

俺こんな器用なことできへんで?

高配当株投資が正にこの手法だよ!
毎年配当金で現金にしてるから、あとは下落したときに購入すれば一緒じゃない?
まあ毎年だからピークでは売れないんだけど…。

ほお!高配当株優秀やん!!
あれ?でもインデックス投資には勝てないんじゃなかったか( ゚Д゚)
この理論でいえばドルコスト平均法の効果が高まるから勝てるんやないんか?

残念ながら税金とかの兼ね合いで勝てないんだよね(笑)
またこれはそのうち比較してみよう!
②積み立てとは別の資金を下落相場の時に投入する

これはボーナスとかの話か?

そうそう!そんな感じ!
他には投資してない貯金とかもこれに含まれるよ!

これはイメージがすぐ湧いたで!
これも想像しやすいと思います。至って単純な話で、
下落したときに他のところからお金を持ってきて投資に回すだけです。
これで候補に挙がるのは「ボーナス」でしょうか?
比較的金額が貰える人が多いでしょうから、これをいざというときのために取っておくのも有効なことかもしれません。

下がった時に買い増せているという感覚が安心するという方もいるかもしれません。
それが行き過ぎると「ポジポジ病」に罹りますが(笑)
③リバランスを行う

正直これが一番よくわからんで(笑)

これに関しては次のどちらかが必要になってくるよ!
①株式のみでなく債券やREITなどほかのアセットを購入している
②フルインベストでなはない(例えば米国株式50%+現金50%など)
リバランスはその名の通り「決めたアセットバランスに戻す」行為です。
このリバランスはどのような効果があるかというと…

このように①と同じようなことができます。

ふむ、確かに似てるのかもしれんな!
自分のアセットアロケーション全体で考えたときに平均購入単価を下げていくのがリバランスの効果になります。
④資産増加に合わせて積み立て額も増やしていく

これは簡単やな!

そうだね!
単純に資産額と同じ割合で積立額を増やせれば効果は薄まらないよ!
④の実践方法はとっても簡単で、資産額と同じ割合で積み立て額も増やしていけば良いのです。
「毎月1万円投資していて現在100万円の資産がある人が投資を継続することで資産額が200万円になった」とします。
この場合で積立額を毎月2万円に増やすことができるのであれば、ドルコスト平均法の効果を維持できることになります。

この理論で行くと1000万円になったら積み立て額10万円になるわけか…。
結構な金額になるよな(笑)

まあ確かにね…(笑)
でも1000万円になるのは少なくとも10年以上かかるからそれまでに準備はできるんじゃない?
ドルコスト平均法は素晴らしい手法
色々とここまで書いてきましたが、ドルコスト平均法が投資初心者にお勧めできる手法であると思います。
しかし、どんなものにも強みと弱みがあるものであることは事実です。
その強みや弱みを理解して対策していくことでより自分の投資手法に自信を持つことができるのではないのでしょうか?
投資はいかに長く相場に居座ることができるかで成否が決まると言っても過言ではありませんから、自分の選択に根拠があることはとても重要なことであると私は思います。

色々な選択からどうして選んだのかを明確にしようね!


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