後半戦スタートやな!
前編を見ていない人はそちらから見てね!!
今回は後半ということで…
②人生での支出を計算する(住居費・教育費・車の買い替え等)
③公的保障制度や年金額などを知る(児童手当と年金支給額)
④必要な投資積立額を算出する
⑤家計の状態を把握・改善する
⑥なるべく早く、少額から投資をする
⑦投資した場合に目標が達成できるか計算する
→もしできなければ①、⑤を修正し再度検討する
上記の7ステップの内④~⑦を解説していこうと思います。
さあ、頑張って書くぞー!
④必要な投資積立額を算出する
前の記事で老後資金は公的年金+資産収入で賄えてたよな?
だから必要なのは教育資金と資産運用分か?
そうだね!
基本的に教育資金と資産運用分が大きなところだね!
弟が用意するものをまとめるとこうなるよ↓↓
車の買い替えは500万円やないの?
上の①~③は15年以上運用期間があるのが共通点なんだ~。
①は25年、②は18年、③は15年といった感じだね!
車の買い替えに関しては15年後に後の3回分も用意するよ!!
これを達成するためにはいくら積み立てるんや?
じゃあ、実際に計算してみるよ!!
ここでは年率5%で運用することを前提にしています。
上記の①~③を用意するために年率5%で運用したとすると、いくら積み立てるべきなのかが分かります。
計算には楽天証券の積み立てシミュレーションを使用してみました。

計算した結果がこれになります↓↓
②18年で300万円を得るための積立金8591円/月
③15年で300万円を得るための積立金1万1224円/月
毎月積み立て額合計128,965円(年額154万7580円)
年間155万くらい積み立てすれば到達できるわけか…。
結構頑張ったら行けるんやない??
決して無理な数字ではないと思うよ!
特に共働き世帯はチャンスがある数字だよね(/・ω・)/
ちなみに35年後で同条件だと年間92万円で到達できるよ!
年間100万投資すると達成できるわけやな!
結構夢のある話やないの~。
このように、目標額と期限と運用利回りを知ると、毎月幾ら積み立てしなければならないのかが計算できます。
目標額が具体的にわかると「頑張ってみよう」と感じるよ!!
⑤家計の状態を把握・改善する
これって毎月家計簿つけるんか?
めんどいし嫌やなあ…。
家計簿つけるのは2ヶ月で充分だと思うけど…。
ひとまず月の支出が把握できれば良いだけだからね(*´з`)
毎月幾ら入って幾ら出ていくのかが分かれば黒字が赤字かわかるでしょ?
まあ、収入と支出がプラスかマイナスかはわかるわな。
こんだけだと危険っていうラインとかないんか?
手取り収入の20~25%は残ってないと厳しいと思うよ!
25%か…。逆に言えば75%は使ってもいいんやな(/・ω・)/
皆さんは家計簿つける派ですか??
私は1度も付けたことがありません(笑)
元々ずぼらなので苦手というのもありますが…。
なので私は、給与を3つの口座に分けて振り込んでいます。
①生活口座、②投資用口座、③奨学金返済口座といった感じです。
これをすると生活口座のお金=自分の手取りになるので手取りが少ない状態で予算を決めることができます。
毎月予算内で生活できると投資も順調に行えるよね!
あとはボーナスも丸々残るからかなり優良家計だね!
もし25%残ってなかったらどうするんや??
いろんな人が言っているけど、固定費を見直そう!
固定費の見直しとして効果が大きい順は…
家賃>保険(貯蓄性保険)>通信費かな。
この順で見直すと良いと思うよ(/・ω・)/
確かにこの3つは1回変えれば継続して節約できるもんな
・手取り収入の20~25%は貯蓄か投資できることを目指そう!
・ボーナスは投資額を増やすにはかなり大きな力に!
・家計の改善は固定費から見直そう!
⑥なるべく早く、少額から投資をする
なるべく早く小さく始めるってよく言うけどなんでや??
投資は金額の多さよりも運用期間が長い方が有利だからだよ!
あとは、「投資は割合で考える」ことが練習できるからね!
ほお、期間が長い方が大切なのか…
あと、割合で考えるっていうのはあんまり聞かんなあ。
割合で考えることはまた別記事で書くね!
ここでは投資期間が重要な理由を、AさんとBさんをモデルにして考えてみようか!
AさんとBさんの特徴はこんな感じです↓↓

初めから2万円を投資、3万円を貯蓄していきます。
運用額としては年額24万*30年=720万円です。

まずは50万円全額貯蓄して1000万円貯めます。
1000万円が貯まったら720万円を一括投資します(運用期間10年)
Aさん、Bさん共に60歳時点での投資元本は720万円となっています。
では、60歳時点での2人の資産状況を見てみましょう!
Aさんの場合
Aさんは最初から月2万円投資+月3万円貯蓄を30年間継続する予定でした。
では、試算してみましょう!!
試算にはこちらを使用しております↓↓
さて、気になる結果は…?

3150万円!!
めっちゃ夢あるやん!!!
一番上を見てるね(笑)
ここで重要なのは平均的な場合の額と元本割れの確率だよ!
これやと1754万円てやつか。まあこれでもいいよなあ。
元本割れの確率も0.9%か。これって0%にならんの??
元本割れの確率は絶対0にはならないよ!!
なぜなら、未来のことだから!!!
確かに未来は確定しないもんな…。
でもそれに限りなく近いってことはええやんか!!
Aさんの場合平均的な推移で1754万円となり、元本割れの確率は0.9%でした。
Bさんの場合
Bさんはまず20年間で1000万円を貯めたのち、720万円を一括投資して10年間運用するというものでしたね。
では、試算してみましょう!!
さて、気になる結果は??

えーと平均で見るんやから…1209万円か。う~ん。
というか、元本割れの確率が8.2%もあるやないか!!
そうだね!運用期間が短いと元本割れの確率が高まるんだ!!
運用総額は同じでも運用期間が長いと運用効果も高いよ!
だから金額が小さくても早めに始めたほうがいいんやな!!
このように、お金を貯めてから投資する方法は運用期間を縮めてしまうため元本割れの確率を高めてしまいます。
だからこそ、小さく始めて長く続けることが重要なのです。
金額を小さく始めると暴落相場の時にダメージ(=絶対額)を抑えて、かつ相場の雰囲気も感じられるから一石二鳥だよ!!
⑦投資した場合に目標が達成できるか計算する
ようやく最後か!
いえす!
最後だけど、もし達成できないなら①からやり直し(笑)
おぉ…まじか( ;∀;)
今回は俺の目標が達成できるかやってみるよ!!
弟の目標は④で触れましたが…
こちらになっています。①は25年、②は18年、③は15年が目標期間です。
そのために必要な投資額は…毎月128,965円となっていましたね。
ここでもし家計が、
しかし、逆に…
これだと3万円しか投資に回せませんので目標がクリアーできません。
どうすればいいんやああ( ;∀;)
さっき⑤で触れた、固定費を見直したとしよう!
家賃を5万円、保険を2万円節約したとすると投資額は10万円になるよ!!
それでも3万くらい足らんやんか?
これ以上家計が見直せない場合は目標期間を延ばすといいかもね!
まず、シミュレーションが上手くいかなかったときに運用利回りを上げようとするのはお勧めできません。
運用利回りを上げるということは、値下がる幅も大きくなる(=リスクも増える)ということになりますので、変動に耐えられない可能性が出てきてしまうのです。
取れる手段は2つです。
①投資額を増やすために家計を見直す
②老後資金などの場合は運用期間を延ばせないか考える(その分働く)
先ほどの例で言えば、固定費の見直しで10万円まで投資額を増やせましたが、
それでも足りないので目標期間を25年後→30年後に変更するといった形です。
ちなみに30年後にずらすと毎月97916円投資が必要になるよ!
おぉ!10万円以内やから目指せるってことやな!!
こんな感じで「達成できる+自分が納得いく」まで繰り返すんだよ
長い道のりやな…。
このように、自分が達成したい目標へ到達できるかを実際にシミュレーションしてみることが重要になります。
もし、達成できそうになかったとしても「どうすれば達成できるか」を試行錯誤していくことがとても大切なことだと思います。
一番重要なことはやってみること!
なっがい道のりやったな…。
これやるの結構しんどない??
そうだねえ。
仕事とかしながらやるのって結構大変だよね…。
弟は、よくやる気になったな(笑)
自分の人生だし、やっぱりこういうのって重要だと思うんだ!
だからひとまずやってみたっていうのが正しいかな(笑)
計算してみると、具体的な目標を家族とも共有できるからとっても大切だと思うな!!
家族と具体的な数値で目標共有できるのはええかもな。
この日本には、将来に対する漠然とした不安が存在しています。
それは、自分の人生をどうしたいかが見えていないからだと思います。
目標さえ立ててしまえば、あとはそこへ向けて歩き出すのみですから。
まずは、自分がどんな生活を20年後に送っていたいかを想像(妄想)することから始めても良いかもしれませんね。
人間は目標があれば頑張れる…かな?
どんな小さな目標でもないよりはましだよ!!!
レッツ妄想(/・ω・)/!

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