
個人事業主が一度は迷う家事按分!
考え方や計算方法を話していくで!

そもそも家事按分ってなんなの?

よし!
まずはそこから解説するで↓↓↓
家事按分とは?
自宅兼事務所の家賃など、プライベート用と事業用が混在している支出がある場合、事業で使用した比率分のみを経費計上することです。

例えば、携帯1台でプライベート利用と事業利用を兼用していた場合
何パーセントが事業分って計算して経費に計上する感じやな!
按分比率の計算方法

計算方法の前におさえておきたい重要なポイントがある!
それは「按分比率の計算方法に完璧な正解はない!」ってことや!

え!
正解ないの?

そうやねん!
だからこそみんな悩むんや!
「自分はこういう考えで按分比率を計算しました!」ってきっちり説明できるようにしておくことが重要なんやで!

じゃあ、一般的な按分比率の計算方法を確認しよう!
今回は自宅兼事務所の家賃(10万円)を家事按分します↓↓↓
①面積で家事按分をする
100㎡の自宅兼事務所で30㎡を事務所として使用している場合
事務所利用分÷全体の面積
30(㎡)÷100(㎡)=0.3
つまり、事業の割合は30%ということになります。
家賃は10万円なので
10(万円)×0.3(30%)=3(万円)
3万円を事務所家賃として経費計上します。
②時間で家事按分をする
自宅兼事務所で12時間毎日仕事をしている場合
事業利用時間÷24時間(1日)
12(時間)÷24(時間)=0.5
つまり事業の割合は50%ということになります。
家賃は10万円なので
10(万円)×0.5(50%)=5(万円)
5万円を事務所家賃として経費計上します。

①もしくは②で金額が高くなる方で計算したらいい!
ただし、税務調査が入った時に「按分比率の正当性」が認められないと経費にできないことがあるから注意やで!

兄はどっちでしているの?

俺は、面積で按分比率を計算してる!
時間で計算すると、何時~何時まで仕事をしていたって記録が必要かもしれないし、それは大変だと思うからね。
面積なら説明もしやすい。

携帯代、電気代、ガソリン代などの家事按分はこちらの記事を参考にしてね↓↓↓
全額経費計上はNG
家事按分の按分比率は自分で計算するものですから不正をしようと思えばいくらでもできます。
自宅兼事務所の場合
「ここも事業で使ってる!ここも!全部や!」といった感じで100%を経費計上するのはNG。
不正をすればいつかはバレます。
不正がバレれば「重加算税」などで結局辛い思いをするのは自分です。

もちろん、事業専用の事務所があるのであれば100%経費にしてOK!
悪魔の誘惑に負けずに「根拠のある家事按分」をしよう!

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