そういえばFXとかの投資はやらへんのか?
結構儲かるらしいやんか!
FXにはあんまり興味ないかな…
それにFXは「投資」じゃなくて「投機」だよ!
ん?投機??
なにが違うんや?どっちが良いんや?
俺は投資をやりたいかな!
今回は投資と投機の違いを説明するよ!
投資と投機の定義って?
株式投資の名著である「ウォール街のランダムウォーカー」によると、
投機家は短期間の間に大儲けすることを狙って株式を取得する。
投資家は何年、あるいは何十年先まで安定的に配当をもたらし、あるいは持続的な値上がりが期待できるような株式を保有する。
投資と投機を区別する事柄は大きく分けて2つということになります。
②リターンが合理的に予測できるか
名著なだけあって、とても説明が分かりやすいですね(*’ω’*)
①どのような期間で投資リターンを考えるかを意識する
投資は10年以上の長期に渡って資産を作り上げていくものであると良く耳にしますね。
基本的には「長期保有」によって収益をもたらすものにお金を投じていきます。
そのため投資家は10年以上の期間でリターンを考える必要があるとも言えます。
では、逆に投機はどうでしょうか??
投機の場合は需要と供給による値動きにお金を投じる行為だと言われます。
需要と供給の場合は「ブーム」などにより急騰落を繰り返すことも多いため、上昇している時機にお金を投じる(=投機)必要があるわけです。
投資家に必要な値動きと投機家に必要な値動きをグラフにするとこんな感じになります。

投資家に必要なことは多少のブレはあっても基本的に右肩上がりに上昇していくものであることです。
重要なことは「お金を投じる対象が将来成長していくか」になります。
一方、
投機家に必要なことはある一定期間での急激な上昇のみになります。
投機家にとって重要なのは「お金を投じる対象が将来成長していくか」ではなく「需要と供給の歪みによって大きく値上がるタイミングを掴めるか」になってきます。
時機に投資するから「投機」なのですな(/・ω・)/
投機に必要なもの:将来収益をあげる物(企業)かよりも需要と供給の歪み
②リターンが合理的に予測できるか
今後最も伸びるのは「米国」か「先進国」か「新興国」か。
これに対する明確な答えを持っている方はほぼいないと思います。
だって色んな人が様々な意見を持っているわけですからね。
でも、そんな中で1つだけ誰も否定しないことがあります。
それは「長期で見れば全世界は経済成長を続ける」ということです。
この「長期で見れば全世界は経済成長を続ける」ことが投資の合理性であると言えるでしょう。
①長期で見れば全世界は経済成長を続けている。
②年平均で言えば4%程度で成長
③資本収益率は経済成長率よりも高いことが分かっている。
では、投機には合理性がないのかも考えてみましょう。
投機は「需要と供給の歪み」に対してお金を投じる行為でした。
となると、投機の合理性は「必ず需要と供給には歪みが生じる」ということになります。
…これを見つけるのってとっても難しいと思いませんか??
これができる人って相当経験をした人か肌で感じられる天才だと思うんですよ( ;∀;)
①需要と供給には必ずどこかで歪みが生じる
投機には合理性がないわけではなく、合理性を見つけることが難しいといったほうが私にはしっくりきました(笑)
最初は投資をお勧めします!
ここまでをまとめると…
この3つになります。
私としては投資のリターンで充分なので、投機に手を出す予定はありません。
投機をやること自体を否定は決してしません。実際にこれで収益をあげている方も沢山いますから。
でも、その人たちに問いたいこともあります。
その稼いだお金はどうするの?80歳になってトレード続けますか??
ちょっと無理があるような気がします・・・。
だから、ベース(土台)になる投資が必要だと私は考えています。
皆さんはどう思われましたか??

コメント